PAL Inter National School保育園での食育&オーガニック出張授業をレポート
地域と繋がる素敵な保育園
12月の冷たい風が吹く日、 港区広尾にある インターナショナルスクール (PAL International School)に 食育とオーガニックの魅力を伝えるべく 食育出張授業をしにお邪魔しました。
地域との交流も大切にするこちらの保育園では、 定期的に近隣の方を園に招いて、交流会を開催していらっしゃいます。 今回は、「オーガニックってなに?まずは知ってみよう!」 というテーマで、私もお声がけいただきました。
オーガニックの達人たちが集結
企画アドバイザー オーガニックジャーナリストの山口タカさんの招集により 人気オーガニックカフェのオーナー 井上さん、 そして、私たち吉田夫妻(吉報米)がお手伝い。 30年以上取材に飛び回るタカさんが、選りすぐりの品として・・・ 今回は酸処理をしていない 海苔をはじめ イカスさんのキャベツ、 オーガニックパパさんのホウレンソウを紹介し、 生産者の思いや、圃場での様子を語りました。 子供たちは、その横で、実食。 何もつけなくても美味しい、本物の味に目を輝かせます。
「キャベツが甘い!」 「海苔がお菓子みたいに美味しい」
とお代わりを求め、
終始、競い合って掴み、夢中になって口に運んでいました。
心と体を満たす試食&交流会
プレゼンの後は、井上さんが
オーガニック食材を使った料理を提供する試食&交流会が始まりました。
おにぎり(塩、練梅)
オーガニック野菜たっぷりの具だくさん味噌汁
切り干し大根
昆布の煮物
ぬか漬け
といったメニューが並び、参加者はな美味しさに驚いていました。
特に、私たちが育てた「吉報米」は冷めても美味しく、みずみずしくて甘みがあると大好評でした。
超多忙ママこそ、美味しいオーガニックで罪悪感なく♪楽して!
フルタイムでお仕事をし、毎日クタクタになるとお悩みのお母さまからご相談を頂きました。
「とにかく、毎日が忙しくて、仕事終わりの後に、料理が負担で・・・」
料理に苦手意識もお持ちで、
お子様に対しても罪悪感があるそうです。
井上さんからのアドバイスは、
オーガニック、手抜きで良いの!
素材が持つ味やエネルギーが濃くて強いから
凝った調理をせず、材料を信じて!
あえて!シンプルにして、その方が絶対美味しいから!!
と太鼓判。
この日、井上さんのお料理をお手伝いをしながら拝見していたのですが
けっこう大雑把(←失礼汗!プロの技なんだと思いますが)!?
切り干し大根は、昆布が沸騰した後も
オーガニックの切り干しとグツグツ煮込んでいるし・・・?
味付けは、ほんの少しのオーガニックのお醤油だけ???
なのに、完成は、素材の食感が残りながらも、 ふっくら炊き上がって甘さも、うまみもギュギュっと感じられて、 飽きずに永遠に食べられちゃう美味しさなんです! なるほどな、と実感しました! そんなやり取りをしていると、 お母さまもどこかホッとした様子・・・ こういう人の心も体も満たして温かくしてくれるのが オーガニックだよなぁと喜ばしく感じました。
新しい発見と広がる未来
この授業を通じて、多くの子供たちがオーガニック食材の美味しさを知り、 たくさんのお代わりをしてくれました。 オーガニックに対する理解も深まり、 「高い」「農薬を使っていない」というイメージ以上に、
美味しさや、環境保全の重要性を認識してもらえたことが嬉しかったです。
普段はオーガニックを意識しない保護者も、
その魅力に気づき、簡単でシンプルな調理法で
美味しい料理が作れることに驚いていました。
美味しさの先にある未来への願い
私は、オーガニック食材が美味しくて、
家族の健康を支え、環境を守る選択肢として広がっていくことを願っています。
いつか園児たちと一緒にお米や野菜を作り、
自分で育てた食材を味わう喜びをシェアしたいなぁ♪
最後に。 自然の中で育んだ思い出
私自身、この街で多くの時間を過ごしました。
幼稚園の帰り道、有栖川公園で友達とかくれんぼをしたことが懐かしい思い出です。
都心で貴重な自然の中で遊んだ経験が、今の私の原点かもしれません。
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